【ピッチャー鹿取!】巨人新GMに鹿取義隆氏が就任!プロ経験者は球団史上初!リリーフエースがGMでリリーフ登板!
本日6月13日(火)、成績不振が続く巨人が新たなチーム編成を発表しました!高橋由伸監督の解任かと誰もが思っていた最中、その責任をとって退任したのは、GM兼編成本部長の堤辰佳(51)であった。堤辰佳は自ら辞任を申し出て、球団側ではその意思が固いと判断してこれを受理したようです。
代わりに巨人のGMに就任要請がかかったのは、かつて巨人のリリーフエースとして名高い鹿取義隆氏(60)に打診しました。鹿取といえばあの有名なフレーズ「ピッチャー鹿取!」。かつてのリリーフエースは球団のピンチの時も新GMとしてリリーフ登板することになりそうですね。
リリーフのエースからGMのエースへ
ことの始まりはやはり5月25日の阪神戦〜6月8日の西武戦まで続いた巨人の球団ワースト記録を更新する13連敗。昨年、監督が高橋由伸監督に代わり、2年目のシーズンで、「2年目のジンクス」と言わんばかりの厳しい状況が続いていました。誰もが「由伸は解任か?」と思っていた矢先に本日6月13日(火)、成績不振という名目でGM兼編成本部長の堤辰佳(51)が退任する意思を球団側に伝えました。球団側は堤辰佳(51)の意思が固いと判断し、この申し出を受託し新たなGM後任を探すことになりました。
そこで白羽の矢が立ったのが、現在巨人のGM特別補佐を務めている鹿取義隆氏(60)。鹿取氏といえば「ピッチャー鹿取」で有名な名リリーフピッチャー。この鹿取氏の新GM就任は、球団史上初のプロ野球選手経験者のGM就任となります。かつてのリリーフエースが今度は新GMのエースとして帰ってきそうですね。
新GM鹿取氏の経歴
鹿取氏は1980年代に巨人で活躍した投手です。鉄壁の安定感を誇るリリーフエースをして存在感を放ち、巨人の守護神とて活躍していました。しかかし、1990年代になるとトレード要員として西武に移籍し、今度は宿敵として日本シリーズでは巨人の前に立ちはだかったのです。
鹿取氏の現役時代の通算成績は19年間で755試合に登板。91勝46敗131セーブ、防御率2.76でした。
ピッチャー鹿取!
現役巨人軍時代の鹿取氏で有名なエピソードといえば、何と言っても「ピッチャー鹿取」でしょう。この時代の方であれば知らない人はいないはず。「ピッチャー鹿取」という言葉は当時の流行語にもなったほどです。
試合の途中、当時監督をしていた王貞治監督がベンチを出てくると、スタンドの観客もテレビを見ている人もラジオを聴いている人も、誰もがどの選手が出てくるかがわかります。それはアナウンス嬢も同じで、王監督が審判に交代選手を告げる前に「ピッチャー鹿取」とアナウンスしてしまうほどでした。このエピソードが有名になり、流行語にまでなりました。
GMの交代で不振続きだった巨人が立て直せるかはわかりませんが、かつてのリリーフエースが再び今度はGMのリリーフとして戻ってきた以上、また「リリーフのエース」としても存在を見せつけて欲しいですね。堤辰佳氏に救われたと言っても良い由伸監督は名誉挽回をし後半戦は巻き返して欲しいですね!
以上「ピッチャー鹿取!」でした!