宿題代行サービスってどう?夏休みの自由研究も 値段・業者まとめ
梅雨明けが発表がされましたが、梅雨が明けると夏も本番になってきますね。夏といえば、夏休み!子供達には待ちに待った夏休みではないでしょうか?夏休みになれば、プールに海に花火などいろんな行事が盛りだくさんですね!しかし、子供達のテンションを大きく下げてしまう夏休みの天敵がいます。それは・・・
宿題
ですね。
宿題は、学生という立場上避けては通れない試練ですね。宿題にもいろいろありますが、日々の宿題から夏休みのような長期的な休みで出される宿題、日々書き続ける絵日記や、自由研究、読書感想文、数学ドリル、漢字ドリルと上げていくだけで重たい空気になるものばかりですね。
しかし最近では、そんな嫌なイメージしかない宿題を自分でやらないで、業者に任せてしまう「宿題代行サービス」なるものがとても人気になっています!宿題代行サービスとは一体どんなものでしょうか?またどのような人たちが宿題代行サービスを利用するのでしょうか?
夏休みに人気が殺到しそうなこの「宿題代行サービス」。代行業者の紹介やその値段、また利用することによるメリット・デメリットや、宿題代行サービスに対しての意見などについてもまとめてみました。
Contents
宿題代行サービスとは
宿題代行サービスとは文字どおり「宿題を代行してくれるサービス」です。算数・漢字・国語・理科などの各種ドリルから、作文、工作、絵日記、自由研究まであらゆる種類の宿題を、業者や個人事業主が本人に変わって代行して宿題を行ってくれるサービスのことをいいます。最近の宿題代行サービスでは、小学生・中学生・高校生の宿題を代行する以外にも、大学生、社会人の論文やレポートも代行する業者が出てきているのは驚きです。
中にはアサガオを育ててくれたり、その子供の筆跡や癖を真似て感じのドリルなどを代行してくれる業者もあるようです。
そんな宿題代行サービスですが、毎年夏休みや冬休みになると宿題代行サービスには依頼が殺到するようです。最近では業者もどんどん増えていっているようですね。宿題代行サービスに依頼する件数は年々増加しており、2014年度に比べて5倍も増えているというので驚きですね。
しかしやはりそれだけ需要があるということも事実です。では、宿題代行サービスを利用する人はたちはどんな人たちでしょうか?またどんな理由から宿題代行サービスを利用するのでしょう。
宿題代行サービスを利用する人たち
宿題代行サービスを利用する人たちは、どのような人たちでしょうか?その多くは子供を塾などに通わせている親が子供のために宿題代行サービスを利用するようです。その理由としては、「学校の勉強よりも、進学に直接役立つ塾での勉強を優先させたい」からという親御さんが多いようです。
しかし、最近ではそれ以外の理由で宿題代行サービスを利用する人も増えているようです。その理由とは「宿題が多すぎる」。夏休みに出される宿題の量が多すぎて子供だけではやりきることが出来ないため途方に暮れている姿がかわいそうということで、親が見かねて宿題代行サービスに以来することもあるようです。
また、親の側がせっかくの夏休みなのに宿題ばかりやっていては出かけられないと思った親や、子供の宿題を一緒にやることに降参してしまった親もこの宿題代行サービスを利用するようです。
では、実際にどのような宿題代行業者がいるのでしょうか?
宿題代行サービス業者一覧
株式会社ジーニアスアシスト
ジーニアスアシストは幼稚園・小学校・高校・大学・専門学校・社会人とあらゆる人を対象にした宿題・課題・レポートを代行するサービスを行っている業者です。1問1ページ単位からでも依頼することが出来、家庭教師のサービスも行っています。また事務所を構えており、事務所での宿題や課題の質問対応は無料となっています。
宿題代行屋Q
宿題代行屋Qは、宿題代行業者の中でも人気が強い宿題代行業者で、7月14日の時点で夏休みの宿題依頼件数が300件を超えているようです。個人の宿題だけではなく、企業のレポート作成の代行依頼や、社会人の通信教育の代行依頼も多く寄せられるようです。その人気の裏には宿題代行のクオリティが高品質と評価されており、テレビなどでも放送されている宿題代行業者となっています。
宿題・作文代行サービス
宿題・作文代行サービスはサービスを始めて10年のベテラン宿題代行サービス業者です。サービスの内容としては主に「文章」に関連するサービスを行っており、作文・読書感想文・レポート・スピーチ・挨拶文・英作文・小論文・志望理由書等を得意としている宿題代行業者です。対象も小学生〜社会人までと幅広くカバーしています。
FULL ASSIST
京都の某国立大学生で構成されている宿題代行サービスのようで、料金は基本的にお見積もりとなります。主に小学生・中学生を対象としていて、最短で2日で宿題を完了してくれるようです。完了して宿題を送り返してくれる際の送料は業者持ちなので、送料無料となります。
宿題代行サービス内容と値段例
宿題代行業者に依頼する際の相場の金額は以下のようになっています。しかし、最近では依頼が殺到している業者が増えてきているので、年々金額も上がってきているようですね。それだけ宿題代行サービスに対して需要が多いようですね。
■ 読書感想文(400字詰め原稿用紙1枚につき)約3~5,000円
■ 自由研究 約10,000円~
■ 丸写し 1文字0.8円など
■ 基礎科目の問題1問につき 約300円
■ ポスター、イラスト 15,000円~20,000円
宿題代行屋Qの場合(一例)
■ 丸写し代行 1文字1円
■ 読書感想文 400文字 3,000円〜3,500円(最低枚数2枚以上)
■ 自由研究 13,000~15,000円
■ 英訳(日本語から英語に) 1字/15円
■ ポスター・イラスト 1枚:23,000円
宿題代行サービスのメリット・デメリット
何にでもメリットとデメリットが存在すると思いますが、宿題代行サービスを利用することによって得られるメリットはどのようなことがあるのでしょうか?それに対してデメリットとはどんなことがあるのでしょう。メリット・デメリットをしっかりと把握した上で、宿題代行サービスを利用していったほうがよいですね。
宿題代行サービスのメリット
メリットはやはり時間が増えるということではないでしょうか。時間の増えた時のメリットは人それぞれではありますが、「塾の勉強に費やせる」「家族との時間が増やせる」「夏休みをおもいっきり楽しめる」などの理由があげられると思います。宿題は子供だけでなく、親も時間をとられる場合が多い為、このような「時間をお金で買う」といったようなことに対しては肯定する大人も多いのではないのでしょうか。
宿題代行サービスのデメリット
デメリットというのも人それぞれ違うかと思いますが、まずは根本的に「自分の宿題を他の人がやっていいのか」という問題になります。宿題はその日の授業でやったことを忘れないように家で復習するもの。1学期でやったことを忘れないように夏休みで復習するもの。夏休みの時間を使って課題をこなす力をつけていくものであるため、それを他の人がやってしまうと「自分で課題をこなしていく力」が損なわれてしまいます。
また親が率先して宿題代行業者を利用することにより「お金で解決できることはお金で解決する」という考え方が子供にも伝染してしまいます。おそらくその子供が大きくなった時には自分の子供にも同様のことをする可能性があります。
宿題代行サービスに関する意見は
宿題代行サービスについて世の中の人はどのように考えているのでしょうか?朝の情報番組では以下のような区分で視聴者を対象に調査を行っていました。
■ 宿題代行サービスの利用はダメ 53662人(86%)
■ 受験勉強のためならOK 3871人(0.06%)
■ 家族の時間が増えるなら利用してもOK 1926人(0.03%)
■ 終わらないならOK 2720人(0.04%)
という結果でした。大多数の人は「宿題代行サービスの利用はダメ」という意見をお持ちのようですが、他の意見の方も多いようですね。「終わらないならOK」という意見に関しては、それほど宿題の量が多いのか、それとも終わらせる努力をしていない(させていない)のかは分かりませんが、明確な理由がないのに2720人もの人がこのような意見を持っているということは驚きです。
宿題は昔から子供たちにとって嫌なイメージしかないもの。しかし、大人になった今だから思えるのは「宿題って有難かったな」といういこと。大人になると課題を明確にして与えてくれる機会はなかなかありません。「宿題や課題は自分で見つけるもの」として生きていかなければいけません。また、親は大変かもしれませんが、自由研究などを親に相談しながら一緒に考えながらやっていく時間も家族の時間なのではないでしょうか。お子さんがまだ小さい時にしか一緒に出来ない宿題もあります。そういう意味で親としても子供に対して自分で課題をこなせる力、子供から相談してもらう喜びを感じていきたいですね。