元KAT-TUN・田中聖容疑者、大麻の陽性反応【詳細ニュース】
元KAT-TUNメンバーの田中聖容疑者が(31)が今月の24日に大麻所持の容疑で逮捕されていた事件で、本日(29日)、田中容疑者の尿から大麻の陽性反応が出たことが分かりました。田中容疑者は逮捕時には「車内で見つかった大麻は自分のものではありません」と容疑を否認していたので、今後の動向が気になるところです。
大麻の陽性反応とは具体的にどういうことで、どのような鑑定方法で行われるのでしょうか?また陽性反応が出てしまった場合には、必ず逮捕されてしまうのでしょうか?鑑定精度はどのくらいあっているのでしょうか?
また、大麻の陽性反応が出てしまった田中容疑者の今後はどのようになるのでしょうか。人気があった元アイドルなだけに、この逮捕・陽性反応が出たことがとても惜しまれますね。事件の経緯と今後の動向について詳しく見て行きたいと思います
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田中容疑者大麻の陽性反応・逮捕直前の様子は
田中容疑者(31)が大麻所持の容疑で現行犯逮捕されたのは2017年5月24日(水)、渋谷の道玄坂で田中容疑者が車を運転している最中に職務質問を受け発覚しました。道玄坂の狭い路地を田中容疑者の黒い車が通行中に、それに気付いたパトカーがこの車を追いかけて職務質問を行いました。現場では約20人ほどの警察官が道路にいて、その中の二人ほどが車内を調べたり田中容疑者と話をし、特に大声を出したりということなかったようです。その後、警察官が車内を調べると運転席と助手席の間の床の上から乾燥した大麻片と、大麻を吸う際に使用する巻き紙が数十枚見つかりました。
田中容疑者の様子は?
職務質問を受けている最中の田中容疑者は30分くらい警察官と窓越しに会話をし、長い間車内を調べることを拒否していた様子。最初は黒いマスクをしていて、警察車両に移されるとマスクをとり、終始落ち着いた様子だったようだ。田中容疑者は取り調べても「大麻は自分ものではありません」と容疑を否認しており、落ち着いた様子であったという。
田中容疑者は警察にマークされていたのか?
田中容疑者は元々警察にマークされていて逮捕されたのでしょうか?この日、田中容疑者は友人に会うために渋谷に車で来ていて駐車場を探している最中だったとのこと。パトロールの際に、パトカーには職務質問を指導する立場のベテラン警察官が同乗しており、このパトカーとすれ違う際に田中容疑者が運転していた車が急にスピードを上げたことがこのベテラン警察官に不審と思われ、職務質問のきっかけとなったそうです。
田中容疑者の薬物常習性は?大麻以外の薬物は?
田中容疑者の薬物常習性は?
今回、田中容疑者の車内から発見された大麻は「バッズ」と呼ばれるもので、大麻の愛好家からは「よくキマる」と評判で高値で取引されているものです。田中容疑者はその「バッズ」をタバコの葉と混ぜて日に何本も吸っていたと噂されています。
大麻以外の薬物は?
田中容疑者は大麻以外の薬物も使用していたのでしょうか?
都内のクラブ関係者の話では、「大麻以外は無理(やらない)」として、覚せい剤などの使用を否定しています。他の芸能人でいわゆる“シャブ中”となった人たちとは違うと彼を擁護していました。
大麻の陽性反応の鑑定法法・陽性反応が出るとどうなるのか?
大麻の陽性反応が出た田中容疑者ですが、本当に大麻の陽性反応は正しいのでしょうか?大麻の検査の大麻の陽性反応の鑑定方法とその確立について詳しく調べてみました。
通常、職務質問を受け大麻所持の疑いをかけられた際には、簡易薬物検査を行い、陽性反応が出たらその場で現行犯逮捕されます。簡易薬物検査というのは、警察24時間などのテレビ番組で行っている試薬でブルーに変わったら陽性というもので、尿中に含まれる「大麻由来の特定成分」の定量を測定して行われるものです。しかし、この簡易楽物検査の精度には不十分な部分があり、間違った反応が出ることがあります。
そこで、簡易薬物検査で陽性が出た人は、精密鑑定へと回されます。この精密鑑定は簡易とは違い、ほぼ100%の確認で陰性・陽性と判断されるので、この精密鑑定で陽性と出た場合に初めて立件され事件として扱われるようになります。
田中容疑者の場合はこの精密検査でも陽性反応が出てしまったので、ほぼ100%の確立で大麻を使用していたものとされてしまいます。
田中容疑者の今後はどうなるのか? 逮捕後の流れ
田中容疑者の今後はどうなるのでしょう?
大麻は基本的に所持しているだけでは罪にはなりませんが、田中容疑者の場合、陽性反応が出てしまったので使用したものとみなされ罪に問われます。
検察に送検され勾留
大麻の使用などで逮捕されていまうと、ほとんどの場合は検察へ送検され勾留されてしまいます。勾留の段階ではまだ無罪・有罪といったいわゆる起訴が確定している状態ではありませんが、同じ薬物仲間に接触したり、証拠を隠滅する恐れがあるので、勾留されます。
接見禁止処分が出て、面会が出来なくなる
勾留されると、たとえ家族であっても一般人は面会が出来なくなります。その理由としては勾留する理由と同じように仲間との接触をしたり、証拠を隠滅するのを防ぐためです。それと接見禁止処分と言います。
起訴猶予処分になる場合は多い
起訴猶予処分とは、その場では起訴(つまり有罪)にすることはありません。犯罪を犯してしまったことには違いがありませんが、今回だけは有罪にはしないで不起訴にしてあげますよ、という制度です。田中容疑者の場合はまだ分かりませんが、多くの場合はこの起訴猶予処分によって、不起訴処分になることが多いそうです。
執行猶予を与えられる場合が多い
大麻基本法でもし有罪になった場合でも、執行猶予を与えられる場合が多いようです。特に初犯の場合は執行猶予が与えられることがほとんどのようです。再犯をしないように願いたいですね。
周囲からは擁護の声も。田中聖という人間について
スキャンダルな報道をするマスコミに反して、田中容疑者を擁護する周囲の声は多いようです。クラブイベントでも一般人には嫌がることなく握手をしたり笑顔で会話をしたり。また自身バンド(INKT)についても「自分ばかりが目立ってはダメだ。」ということで仲間を積極的にSNSで紹介したりしていたという。田中容疑者が経営する飲食店に関しても、多くの芸能人やモデルの人が出入りをしており田中容疑者の兄弟が接客してくれることもあり、大盛況だという。
また、中学の同級生に話では、田中容疑者について、「性格や格好で少しやんちゃに見られる時もあるけど、誰からも愛される男。特に男からの信頼は厚い。人気タレントに見えないほど親切で優しい」とコメントをしている。
マスコミの報道でつけられてしまった“悪い”イメージ。しかし、周囲の人間やファンの彼への感じ方は正反対のようだ。確かに大麻の使用は犯罪で許されることではない。しかし、みんなから愛されてきた田中聖。元ジャニーズとかそういう判断の仕方ではなく、みんなから愛される田中聖が更正して早く戻って来て欲しいですね。